公認会計士への道

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Q015:不安を払拭する方法

レックの通信生です。論文式試験を一カ月後に控えて、不安が大きくなっていって怖いです。今回は3回目なので、失敗できないっていう思いも強いのかもしれません。今日は、監査と租税の模試だったのですが、吐きそうなくらい緊張してしまいました。こんな時は、どうやって乗り越えればいいのでしょうか?ガッツのきいたお言葉下さい。(ハンドルネーム:コロク)

 

どうも、松本です。

 

試験直前になると、突如として押し寄せる不安。

 

今回はこの不安を払拭する方法についてお話しします。

 

テーマはこちら↓

 

1.不安に感じる要素を減らそう

 

2.不安との向き合い方

 

それでは、行ってみましょう。

 

1.不安に感じる要素を減らそう

 

まず、不安についての対処策として一番重要なことから。

 

それは、

 

自分では管理できないことを心配しない

 

ということです。

 

合格できるかどうか?

 

は自分にとって管理不能です。

 

だからいくら考えても、この不安については解消することはあり得ません。

 

野球のキャッチボールに例えると、「相手が良い球を投げてくれるだろうか?」という悩みは自分にとって管理不能です。

 

つまり、「相手側にボールがあることを悩んでも仕方がない。」ということになります。

 

相手側:試験問題、人間(他人)、会社、政府、世間、景気 といった自分以外の外的要因

 

ボールが「相手側」にあるものについては、考えても仕方がないです。

 

・どうやったら世界平和が実現できるだろうか?

 

・なぜ、景気が良くならないのだろうか?

 

・なぜ、給料が上がらないのだろうか?

 

・どうして無能な会社の上司が考え方を改めてくれないのだろうか?

 

・どうしてみんな私のことを理解してくれないの?

 

この手の悩みは、ボールが相手側にある以上、根本的に自分で解決することはできません。

 

だから、悩んでも意味がありません。

 

一方で、ベストを尽くすことができるか

 

というのは、自分にとって管理可能です。

 

自分にとって、管理可能なものだけを悩みの範疇に捉えるのが、ストレスを軽減する秘訣です。

 

・合格できるか(×)
⇒ベストを尽くせるか(○)

 

・失敗できない(×)
⇒ミスを少なくしよう(○)

 

・計算は落とせない(×)
⇒取れるところを取りきろう(○)

 

・ヤマが外れたらどうしよう(×)
⇒知っているところを思い出そう(○)

 

・知らないところが出題されたらどうしよう(×)
⇒知らないなりに、書けるところはないだろうか(○)

 

といった形です。

 

往々にして、受験生が感じている漠然とした不安は「管理不能」なことについての悩みが多いです。

 

・合格できるだろうか?

 

・監査では6割は取らなければ・・・

 

・時間内に完答するにはどうしたら・・・

 

上記の悩みのボールはすべて「相手側」にあります。

 

・合格できるだろうか?⇒ボールは「公認会計士・監査審査会」にあります。あなたは管理不能です。

 

・監査では6割は取らなければ・・・⇒ボールは「監査論の試験委員」の手にあります。あなたは管理不能です。

 

・時間内に完答するにはどうしたら・・・⇒ボールは「試験委員が作成する問題の量」によります。あなたは管理不能です。

 

繰り返しになりますが、自分で管理できないことは、くよくよ悩んだり考えても意味がありません

 

自分にとって管理(マネジメント)可能な悩みについて、対処していきましょう。

 

では、下記の悩みはどうでしょうか。(質問者さんが抱える悩みでもあります。)

 

絶対に失敗はできない。⇒唯一、ボールは「自分」にあります。ただし・・・

 

誰にだって、ミスの1つや2つはつきものです。(人間だもの。)

 

こう考えましょう。

 

歴代の論文合格者が、全員ノーミスで合格したのだろうか? と。

 

私を含め、35,000人もの会計士(試験合格者)が論文本番でミスがなかったのか、と言えば絶対そんなことはありません。

 

「合格者は全員ミスをして合格した。」と断定してもいいくらい、ミスはしていますよ。

 

但し、致命的なミスではないだけです。

 

だから、絶対に失敗はできないという悩みは、「不可能なことについての悩み」であるという点において、これまた考えるだけストレスフルな状況に自分を追い込むだけです。

 

考えるのを止めましょう。

 

プロ野球選手は打率3割でも一流バッターです。

 

10回中7回失敗しても、一流なのです。

 

2.不安との向き合い方

 

ここまでで、不安には「管理可能な不安」と「管理不能な不安」があることを理解して頂けたかと思います。

 

そして、「管理不能な不安」については考えない。

 

「管理可能な不安」のうち「実現不能な不安」についても考えない。

 

ということを説明させて頂きました。

 

では、「管理可能な不安」でかつ「実現可能な不安」についてはどう捉えていく必要があるでしょうか?

 

まずもって、不安というのは合格確率が高くなれば、高くなるほど増長していく性質があります。

 

合格レベルにある受験生が抱える不安は、試し受験レベルにある受験生の抱える不安とは異質です。(同質なはずがありません。)

 

高い不安=高い合格確率なのです。

 

換言すれば、

 

合格したければ、不安から逃げることは出来ない

 

ということです。

 

不安を0にすることが出来る人がいたら、私もお会いしたいものです。

 

「仙人」か「神様」レベルのステージの人でしょう。

 

なので、私のおススメは

 

不安を「飼い慣らす」ことです。

 

猛獣を飼い慣らすように、猛獣よりも上に立って、自分でイニシアチブを取っていく。

 

暴れ回る「不安」は自分が主導権を取って、完全に管理下に置いてやる

 

この不安を飼い慣らすという発想は重要だと思います。

 

決して、不安に飼い慣らされてはなりません。

 

自分(上)

 

不安(下)

 

であるべきであって、

 

不安(上)

 

自分(下)

 

になると、不安に思考が支配されて、行動停止に陥ります。

 

自分の人生を良くするためにこの試験に臨んでいる以上、その過程で直面する不安は「あくまでも自分の下」に位置する障壁であるという認識を持ちましょう。

 

あなたの人生の主人公はあなた自身なのだから。

 

最後にガッツの効いたお言葉を、ということで過去の先人の格言を拝借しました。

 

「恐れていることをやってみろ。そうすれば恐怖心は跡形もなく消え去る。(エマーソン:アメリカの思想家)」

 

「勇気とは恐れを持たぬことではない。恐れを感じたとき、それに打ち勝つことである。(マーク・トウェイン:アメリカの作家)」

 

「できると思えばできるし、できないと思えばできない。いずれにしても本人次第だ。(ヘンリーフォード:アメリカの実業家)」

 

できると思えばできる!!

 

絶対にできる!!

 

最後の最後は、結局は気持ちの問題です。

 

絶対に諦めずに苦しい局面でも前を向いて、この試験を正々堂々、突破してみせて下さい。

 

心より応援しています。

 

頑張れ受験生!

 

以上です。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございます。

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