公認会計士への道

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H31年A:管理合格ライン公表!

どうも、松本です。

 

平成31年第2回の管理会計論の合格ラインと講評を行っていきたいと思います。

 

かなり長くなりますので、お時間のある時にご確認下さい。

 

まずは結論から。

 

今回の短答の合格ラインは51点〜54点と予想します。

 

内訳は、51点(計算21点&理論30点)から54点(計算29点&理論25点)です。

 

以下に根拠となる各問題ごとの目標得点と正答可能性を示しております。

 

h312kanriborder

 

計算29点、理論35点の目標から13点分(8点の計算1問と5点の理論1問)を下方修正しているので、結果的に合格ラインとしては51点(計算21点&理論30点)が現実的なところかな、と思います。

 

但し、この後に解説を加えますが、問題10の企業価値の算定は継続価値の算定式を経営学のファイナンス論を通じて理解していれば正答の可能性が生じてきます。

 

また、問題13の原価企画(原価改善)についても、最後まで数値が出せなくても途中までで解答を算出することが可能なので、これまた正答の可能性が生じてきます。

 

これらを上方修正事由として合格ラインを引き上げることも検討しましたが、結果的に見送ることにしました。

 

その最大の要因が、「圧倒的な時間不足」に起因します。

 

この16問を60分で完答することは絶対に不可能です。

 

断言します。

 

人は誰しも時間的な制約が過度の心理的負荷となると、合理的な選択が出来なくなります。

 

今回、自信を持って正答できたのが、問題8の配合、歩留差異だけだったという方も少なくないと思います。

 

しかも問題8は「労働賃率差異、労働能率差異、労働歩留差異」も算定させる問題でしたので、これを見てパスした受験生もいるはずです。

 

問題8は労働関係の差異を無視しても正答できた訳ですが、それは結果論に過ぎません。

 

従って、全く解ける問題がない、という受験生も数多くいたかと思います。

 

そのような絶望的な状況下で解いている受験生の姿は想像に難くありません。

 

その中でも合格点を取る方法はありますので、今回のブログ記事ともう1つ「管理会計論の短答攻略法ver.2.0」の記事をじっくりと理解して頂ければ、必ず光は見えてきます。

 

だから、引き続きしっかりと解説を読み込んで下さい。

 

では、ここから計算問題の解説に移ります。

 

問題2:費目別原価計算(正答可能性:低)

 

はい、無理。

 

作問者は日商簿記検定1級の工業簿記(45分で解く)と勘違いしているのでしょうか。

 

しかも、労務費の指示がクソ極まりない悪問中の悪問です。

 

絶対に正答を狙いに行ってはいけないジョーカー問題の1つです。

 

現実的には、主要材料の直接材料費が21,510,000円であることは算定可能です。

 

ここから、アの肢が誤りであることを特定し、答えを4から6の3択にまで絞れば十分です。

 

言うまでもなく、サイコロころがしは、6分の1ではなく3分の1の方が正答確率は上がります。

 

「最後まで答えが出せなくて気持ち悪いが、選択肢を3択まで絞ったところで手を打とう。」

 

「これ以上は深入りするだけ時間の無駄だ。」

 

という、絶妙な匙加減を短答当日の過酷な状況下で判断するのは至難の業ですが、この中途半端な感覚が実に重要です。

 

この中途半端な感覚は、戦略的に養成することが可能です。

 

詳細は「管理会計論の短答攻略法ver.2.0」をご参照下さい。

 

問題4:部門別原価計算(正答可能性:中)

 

はっきり言って、これもクソ問題です。

 

製造部門から製品へは予定(正常)配賦である旨の指示がありますが、補助部門の製造部門への配賦が予定配賦なのか実際配賦なのかについての指示がないからです。

 

つまり

 

@ 単一基準×実際配賦×階梯式

 

A 単一基準×予定配賦×階梯式

 

@とA、どちらを採用すべきかの指示が欠落しているのです。

 

答えは実際配賦。

 

予定配賦だと選択肢に答えがないから、という極めて脆弱な理由。

 

しかも、資料1には補助部門の年次予算まで与える始末。

 

補助部門の年次予算が与えられながら、補助部門を実際配賦する意味が分かりません。

 

作ったやつの神経を疑います。

 

バカなんじゃねーの。

 

おっと、冷静になります。

 

とは言え、答えを出すだけなら実はそこまで難しくありません。

 

この問題は、選択肢4と5で第1&第2製造部門の配賦差異合計を求めさせています。

 

第1製造部門の補助部門費配賦後の年次予算の金額は173,402,500円(基準操業度25,000時間より予定配賦率は@6,936.1

 

第2製造部門の補助部門費配賦後の年次予算の金額は301,597,500円(基準操業度30,000時間より予定配賦率は@10,053.25

 

実際操業度が、第1製造部門2,000時間、第2製造部門が2,600時間なので予定配賦額の合計は

 

@6,936.1×2,000時間+@10,053.25×2,600時間=40,010,650円

 

当月の製造間接費実際発生額は39,760,000円なので、配賦差異合計は予定:40,010,650円−実際:39,760,000円=250,650(有利差異)

 

となり、答えは4番と算定できます。

 

他の計算問題の難易度を考慮すると、この問題は多少時間を要しても正答しておきたいところです。

 

うーん、苦しい。。。

 

問題6:総合原価計算(正答可能性:低)

 

はい、無視。

 

何て言ったら良いのでしょう。

 

「俺は、こんな難しい問題も作れるんだぜ。原価計算関係の論文をたくさん出してきたし、商学修士も取っているし、日本原価計算研究学会の理事もやってるんだぜー。解けるもんなら解いてみやがれ。」

 

難しい問題を作問することで、自己顕示欲を満たそうとするのは、人としての器が小さい証拠です。

 

いえ、正確に言うと試験委員としての技量が足りない証拠です。

 

平成31年に入ってから、とたんに管理会計論の短答が極端に難化しました。

 

恐らくは平成31年から試験委員に加わった4名の試験委員がその元凶である可能性が極めて高い。

 

問題2や問題4も同一の作問者が何かしら関与している可能性が高いです。(違っていたらすみません。)

 

あえて試験委員の名前は言いません。

 

しかし苦言は呈します。

 

公認会計士試験は作問者の個人的な満足度を満たすための試験ではありません。

 

日頃の研究成果を発揮する場でもありません。

 

公認会計士となるに相応しい人を選別する試験です。

 

試験の趣旨を十分にわきまえて頂きたいです。

 

寄稿されている論文もたくさん拝見しました。

 

きっと素晴らしい出来栄えなのでしょう。

 

私には何を言っているのか、何が言いたいのか、さっぱり分かりませんでした。

 

それだけ高度な原価計算に精通されているのであれば、その素晴らしい知見を未来ある会計士受験生のために還元することも十分に可能なはずです。

 

実力差を推し量ることが出来る良問を作る方が、単に難しいだけの問題を作るよりも作問者としてのバリューは上がります。

 

一橋大学の系譜である、番場嘉一郎先生、岡本 清先生、廣本 敏郎先生、尾畑 裕先生、挽 文子先生に続く「B(番場先生)の意志」の継承者足り得る器なのであれば、真に短答受験生の立場を理解した作問をお願いしたい。

 

会計士受験界と未来ある会計士受験生を代表して、私がここに懇願します。

 

本当にお願いします。

 

問題8:標準原価計算(配合、歩留差異等)(正答可能性:高)

 

はぁ、疲れた。

 

ということで、唯一のオアシスタイムです。

 

この問題は良問ですし、材料費の差異分析(価格差異、配合差異、歩留差異)だけで答えが出せるので、何としても正答したいところです。

 

解説は以上。

 

問題10:企業価値の算定(正答可能性:中)

 

うーん、これまた平成31年度より選任された試験委員からの出題可能性が濃厚な問題です。(違っていたらすみません。)

 

継続価値(ターミナルバリュー)の算定方法を明示しないのはなぜなんでしょうか?

 

企業価値の算定は過去(H19年)に一度だけ出題されたことがあります。

 

その時には継続価値は金額まで与えてくれていました。

 

今回は、金額はおろか、算定方法も与えてはくれませんでした。

 

これは、経営学のファイナンス論を学習していないと正直太刀打ちできない問題です。

 

そういった意味では、経営学の知識の有無で正答が決まる、アンフェアな問題と言えるでしょう。

 

問題を出し慣れていないな、という感覚をモロに感じます。

 

これを受験講師に感じ取られたらマズイでしょ。

 

ということでファイナンス論における継続価値の算定方法を知っているなら、正答可能性は中、知らないなら正答可能性は低です。

 

ちなみに、本問における継続価値の算定方法は×5年度のフリーキャッシュフロー3,900を資本コスト10%で割って、39,000と算定します。

 

いわゆるゼロ成長モデルにおけるターミナルバリューの算定方法です。

 

うーん、厳しい。

 

問題11:業務的意思決定(自製か購入)(正答可能性:高)

 

えっ?

 

これ正答可能性「高」なの? って思われた方も多いかも知れません。

 

ここは勝負問題の一つです。

 

問題文に示されている〔結論〕を見ると、いくつかの場合分けがあることから「あぁ、ダメなやつだ。」と思って、後回しにした受験生も多いと思います。

 

しかし、問題文をよく見てみると、問われているのは(ア)と(イ)に当てはまる販売数量です。

 

そして、販売数量は選択肢の1から6まで、具体的な数値が記載されています。

 

となると、やるべきことは簡単です。

 

代入してやればいいのです。

 

どういうことか?

 

以下で解説します。

 

本問で原価をY、販売数量をXとするならば、

 

A案:Y=60X+(6,012,000+Dep1,800,000)

 

B案:Y=80X+(3,180,000+Dep3,000,000)

 

C案:Y=200X+2,040,000

 

となります。

 

(ア)に入るXの候補は選択肢より、30,400と34,500と55,800の3つです。

 

同様に(イ)に入るXの候補は選択肢より55,800と76,900と81,600の3つです。

 

これらを上記のXに試行錯誤的に代入します。

 

(ア)について、X=34,500を代入した時が

 

A案:Y=9,882,000

 

B案:Y=8,940,000

 

C案:Y=8,940,000

 

となります。

 

これは(ア)が34,500個ちょうどの場合にはB案またはC案を選択し・・・という問題文に整合します。

 

(イ)について、X=81,600と代入した時が

 

A案:Y=12,708,000

 

B案:Y=12,708,000

 

C案:Y=18,360,000

 

となるので、(イ)が81,600個ちょうどの場合にはA案またはB案を選択し・・・という問題文に整合します。

 

算式は簡単に出せるはずなので、電卓上で試行錯誤法による代入ができれば、なんなく正答を得ます。

 

正誤組み合わせ問題の場合、正答は必ず問題文にあります。

 

最後まで諦めない姿勢が、合格を呼び込みます。

 

問題13:原価企画(原価改善)(正答可能性:中)

 

この問題は、冒頭でも説明した通り、最後まで算定しなくても(ア)から(エ)まで正答できれば、答えは見えてきます。

 

下書用紙はこちらです。(相変わらずスマホだと見えにくくて申し訳ないです。)

 

h312kanri13

 

ここまでの状況に、○および×を加えて選択肢に反映すると、このようになります。

 

1.ア:×

 

2.ア:○ イ:○ エ:○ カ:F

 

3.ア:○ ウ:○ エ:○ カ:E

 

4.ア:○ イ:○ ウ:○ カ:E

 

5.ア:×

 

残された正誤判定は(カ)のみとなります。

 

もし、Eが正答なら答えが3番と4番の両方となり、問題が成立しません。

 

ここから、Fを解答と判断し、2を正答とします。

 

(オ)や(カ)の正誤判定は、原価改善差異とかいう聞いたこともない名前なので、ガチに算定しに行っても結構引っかかります。

 

難しい問題であることは間違いないので、出来なくても全然仕方がないです。

 

逆に、粘り強く選択肢の絞り込みが出来た受験生であれば、正誤判定肢の構成から最後の方でようやく光明が差してきます。

 

問題14:業務的意思決定(追加加工の要否)(正答可能性:中)

 

追加加工の意思決定の問題です。

 

業務的意思決定ですので、ポイントは下記の2つです。

 

@ 変動費は差額原価(意思決定に関連)、固定費は埋没原価(意思決定に無関連)

 

A α、β、γ製品の変動製造原価は埋没原価(追加加工をしようが、しまいが同額だけ発生するため。)

 

下書用紙はこちらです。

 

h312kanri14

 

下書用紙作成のポイントは、単価と数量を分けて記載することにあります。

 

そして、必要な金額は電卓のメモリー機能を駆使して、一括して算定していきます。

 

例えば、A製品の場合、電卓上で

 

(9,000−600)×7,650 M+ 9,000×2,000 M− 1,350×800 M+ RM(或いはMR) =47,340,000

 

と一気に算定します。

 

間違っても、総額で下書を書いてはダメです。

 

なぜなら、めちゃめちゃ時間がかかるからです。

 

講義中に指摘しているように、下書用紙は可能な限り因数分解しておくべきです。

 

そして電卓のメモリー機能を使って、必要なタイミングで一気に計算する。

 

その方が、計算が早くなるし間違いにも気づきやすいからです。

 

とは言っても、1問5分で完答することは不可能に近いため、正答可能性はそこまで高くありません。

 

管理会計論の講評

 

では、まず計算の合格ラインを改めて確認しておきます。

 

8問のうち、最後まで解いていけないジョーカー問題が2問

 

それが問題2(費目別)と問題6(総合)です。

 

残った6問のうち、問題4(部門別)と問題8(標準)は正答できます。

 

問題11(自製か購入)は一見すると難しいですが、解説に示した試行錯誤法による代入に気付ければ十分に正答可能です。

 

この3問は何とか正答したいところです。(これで7点×3問=21点

 

残った問題13(原価企画)と問題14(追加加工)のうち、1問でも正答できれば、合格圏内に突入します。(8点×1問)

 

更に問題10(企業価値)は継続価値の算定を知っていれば、正答可能です。

 

但し、全体的な分量を加味するとここまでの上乗せは正直難しいと思います。

 

従って・・・

 

計算問題の合格ラインは21点〜29点が現実的なところかと思います。

 

理論問題については、冒頭の表では少し高い水準で記載していますが、実際のところは

 

原価計算基準の3問(問題1、問題5、問題7)は正答したい。

 

問題3(製造間接費)、問題9(管理会計の基礎知識)、問題16(分権化組織)の3問のうち2問は正答したいところです。

 

加えて、問題12(ABC)と問題15(投資計画の経済性)から1問正答できれば、余裕で合格圏内です。

 

理論問題の合格ラインは25点〜30点です。

 

計算が21点の場合は理論で30点が欲しいところ。

 

計算が29点の場合は理論は25点で十分。

 

よって、管理会計全体の合格ラインは51点から54点だと予想します。

 

最後に・・・

 

どうしても計算分量の多さと各問題の難易度の高さについては、言及せざるを得ないです。

 

試験委員の方へ、言わせて下さい。

 

この短答の問題、実際にすべて解きましたか?

 

本当に60分で解けましたか?

 

じっくり時間かけてもよい論文(と言っても論文試験のことではないです。)とは、意味も様相も全く異なります。

 

「この1問に芸術を。」

 

なんて誰も求めていません。

 

受験生はこの短答の合格に人生を捧げているのです!!

 

この意味をもっと真剣に考えて頂きたいです。

 

全体では合格ボーダーラインに乗っているのに管理で足切り(40点未満)という方の報告も相当数受けています。

 

電話口から漏れ伝わる受験生の怨嗟の声。

 

人目をはばからず、泣き崩れる受験生の姿。

 

これまでの努力が報われなかった無念。

 

言葉には出せないけど、行き場のない怒りと絶望。

 

今後、管理会計論の問題に改善が見受けられないなら、間違いなく受験離れが加速します。

 

いくら頑張っても管理が足かせになって、受からないからです。

 

今の試験委員には公認会計士の実務家の先生が3名いらっしゃいます。

 

トーマツ(現任)とあずさとあらた監査法人の勤務経験がおありの方です。

 

お三方は、短答式試験がない時代(平成6年以前)に会計士試験に合格し、監査法人に入所されています。

 

だから、短答試験の辛さや大変さについて実感がないかもしれません。

 

改めて問います。

 

受験離れの加速を促す「戦犯」になっても良いというのですか?

 

私からすれば、会計士受験生はとてもとても大切な、愛おしい存在なのです。

 

LEC生だってTAC生だって大原生だってCPA生だってクレアール生だって、私からすればかわいい後輩の卵です。

 

そのことは、公認会計士の大先輩であれば、ご理解頂けることでしょう。

 

独学で頑張っている子もいる。

 

アカスクで頑張っている子もいる。

 

無職で専念して頑張っている子もいる。

 

優秀な受験生や本当に努力している受験生が報われるような試験であって欲しい。

 

あらた監査法人ご出身の試験委員の先生は、法人在籍中にリスク管理室のグループリーダーも歴任されています。

 

なら、受験離れという最大級のリスクに対するリスクマネジメントも考えて下さいよ。

 

あと、大学教授の先生へ。

 

シラバスで講義内容を確認し、テスト問題についても様々なネットワークを駆使して確認していますが、こんな短答のような難しい問題を期末テストとして出されていないでしょう?

 

優秀な大学に通っている学生さん相手です。

 

会計士受験生の属性とさほど変わりません。

 

だから、変に難しくしようとか思わないで下さい。

 

気合を入れ過ぎてごちゃごちゃした問題を作らないで下さい。

 

完全に裏目に出ています。

 

誰も得しません。

 

受験生の人生を狂わすような問題を作成した責任をどう感じていますか?

 

「えっ、特に感じないけど。」ですか。

 

「自分は会計士じゃないから、関係ない。」ですか。

 

そんな無責任なやつは試験問題を作るな!!!!

 

この声は、受験予備校の、そして何よりも今回の短答試験を受けた受験生の心を声を私が代弁しました。

 

他人事ではありませんから。

 

みんな命を懸けて必死に頑張っているんですよ。決して大げさではないです。

 

難しい問題で自己顕示欲を満たすための試験じゃないんです。

 

不必要に難しいオリジナル問題のお披露目会じゃないんです。

 

合否を適正に図るための良問こそが求められています。

 

平成7年から平成30年までの問題と、平成31年に入ってからの問題は全く異質なものになりました。

 

これまでの偉大なる先人の試験委員が積み上げてきた「過去問」と言う名の財産と功績が、新たな新参者の手によって蹂躙されるのは、私としては筆舌に尽くしがたい無念さを痛感します。

 

だからお願いします。

 

難易度や計算量を元の適正な水準に戻してください。

 

そして16問全てを俯瞰的な立場で統括できるバランサーをアサインして下さい。

 

もし何か言いたいことがあるなら、実名でこのブログに投稿して下さい。

 

場合によっては、対面で会って話を伺う覚悟もあります。

 

その様子はこのブログを通じて、記事、音声、動画により、つまびらかにします。

 

それが会計士受験業界の保護と発展につながるのであれば、喜んで引き受けます。

 

この記事のすべての責任は私にあります。

 

あなたの責任は何でしょうか?

 

 

そして、最後に受験生の皆さんへ。

 

今回の試験、本当に大変な思いをしましたね。

 

泣いても良いですよ。

 

私にはその辛さが、本当に身に染みて理解できますから。

 

こんな時こそ受験学校の先生を頼って下さい。

 

ほとんどの先生は励ましてくれるはずです。

 

心を痛めているのは、あなただけではないですから。

 

対面でも電話でも何でも良いです。

 

幸いにして、各受験学校の管理会計論の講師は本当に素晴らしい方ばかりです!!

 

これは冗談ではなくて、本心で思います。

 

全国各地で受講相談会が開催されています。

 

話を聞いてもらうだけでも、少しばかり気分は安らぎますよ。

 

どうしてもヤル気が起きないなら、受験から離れても良いです。

 

「管理なんて二度とやるか、ボケ!」というなら、数か月離れても良いです。

 

しばらく勉強から離れてリフレッシュしたら、また帰ってきて下さい。

 

あなたには帰る場所があります。

 

そして、あなたには帰ってくる理由があります。

 

各受験学校では喜んで、そして温かくあなたを迎え入れてくれますから。

 

だから、決して自暴自棄にならないで下さい。

 

だから、決して会計士試験を止めないで下さい。

 

私も引き続き応援します。

 

あなたのリスタートを切る勇気に敬意を表して。

 

 

2019年5月31日 公認会計士 松本 翔

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